【出雲大社】縁結びの神様のシンプルなデザインの御朱印ゲット!

島根県出雲市にある【出雲大社】は、宗教法人出雲大社教の宗祠で、島根県東部では最も社格の高い縁結びの神様の神社です。ここの御朱印はとてもシンプルなデザインが特徴です。

この神社は、「いづ(ず)もおおやしろ/いづ(ず)もたいしゃ」と言い、明治時代の制度では唯一「大社」を名乗る神社で、拝礼の作法が今でも「二拝四拍手一拝」という、他の神社とはちょっと変わった所です。創建は神話の「国譲り」に関わる古い時代で、御祭神は大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)です。

旧暦10月11日から17日に行われる「神在(かみあり)祭」の月「神無月(かんなづき)」=10月には、日本全国から八百万の神々がここに集まって神議が行われるとされています。この神様たちが集まることへの信仰から、江戸時代以降に文学の中にも「出雲の縁結びの神様」として登場するようになっています。

御神紋は「二重亀甲に剣花角」、国宝の本殿・拝殿・神楽殿・庁舎・荒垣内摂社・荒垣外摂末社・出雲大社教の千家国造館・出雲教の北島国造館などから構成されています。多くの建築物や工芸品・美術品などが、国指定の重要文化財などになっています。

ここの御朱印は、本殿・神楽殿・北島国造館の3種類があります。それぞれ3百円の初穂料(値段)で手に入れることができます。

本殿の御朱印は、比較的シンプルで質素な感じになっています。右側に「参拝」、左側に日付が墨書きされ、中央に篆書体(てんしょたい)で「出雲神社」という朱印が押されているのです。

神楽殿の御朱印も同様な構成になっていて、右に「奉拝」・左に日付の墨書き、中央に篆書体の「出雲大社・神楽殿」の朱印が押されています。そして、出雲大社の隣にある北島国造館の御朱印は、右に「奉拝」・左に日付の墨書き、中央に篆書体の「出雲教」・「奉拝」の下に「出雲大社北島国造館」の朱印が押されています。

ここの御朱印帳は、紺と白の2種類があり、それぞれ千2百円で購入できます。紺色の方は神紋と本殿内部に描かれている「八雲」を準えた雲がデザインされ、白色の方は本殿が表紙の右下に描かれています。

ここへのアクセスは、飛行機・電車・自動車・高速バスなどの方法があります。

飛行機の場合、東京と大阪(伊丹)から各々1日5便・名古屋(小牧)と福岡から各々2便、隠岐・静岡・仙台から各1便が運航されています。神社側の空港は「出雲縁結び空港」という、そのままズバリ御利益を謳った所です。

空港からは連絡バスで25分でJR出雲市駅まで行き、そこで「一畑バス」の出雲大社・日御碕・宇竜行きで更に25分乗車すれば、神社最寄りのバス停に辿り着けます。

電車の場合、東京駅から「サンライズ出雲」でJR出雲市駅直行か、東京駅・京都駅・新大阪駅・博多駅から新幹線で岡山駅へ行き、そこから「特急やくも」でJR出雲市駅まで行きます。博多駅発の新幹線の場合、新山口駅で「特急スーパーおき」に乗り換えてJR出雲市駅へ行く方法もあります。

自動車の場合、高速道利用時の最寄のインターチェンジは「出雲IC」となります。そして、高速バスは東京の渋谷駅・名古屋の栄バスターミナル・京都駅・大阪の阪急梅田駅・神戸の三宮駅・岡山の天満屋バスターミナル・広島バスセンター・福岡の西鉄バスセンターからJR出雲市駅まで運行しています。

縁結びの神様の神社でシンプルな御朱印を手に入れて、古風な気風と気高さを身に着け、素敵な御利益に恵まれればとても幸せなことでしょう。