【日光東照宮】家康を祀る神社の徳川家の家紋の御朱印ゲット!

栃木県日光市にある【日光東照宮】は、全国の東照宮の総本社で、江戸幕府初代将軍の徳川家康を祀る神社です。ここの御朱印には、徳川家の家紋である「丸に三つ葉葵」があしらわれています。

この神社は、元和3年(1617年)に江戸幕府初代将軍の徳川家康公を、東照大権現(とうしょうだいごんげん)という神様としてお祀りしました。「日光東照宮」というのは全国の東照宮と区別するための呼び名で、正式には単に「東照宮」であり、全国の東照宮の総本社なのです。

平成11年(1999年)12月に世界文化遺産に登録されたほどの社殿群を持ち、国宝や重要文化財がたくさんあるのです。

国宝に指定されているものには、日本を代表する最も美しい「陽明門」を始めとして、外壁に国内最大級の花鳥の彫刻が飾られた「廻廊」・全体が胡粉で白く塗られて細かい彫刻がほどこされた「唐門(からもん)」・ここで最も重要な「御本社」・左甚五郎作と伝えらる「眠り猫」があります。

重要文化財には、 黒田長政公奉納の「石鳥居」・酒井忠勝公奉納の「五重塔」・仁王門とも呼ばれる「表門」・春秋渡御祭の馬具などが収められた「 三神庫(さんじんこ)」・”見ざる、言わざる、聞かざる”で有名な「神厩舎(しんきゅうしゃ)三猿」・「御水舎(おみずや)」・「神輿舎(しんよしゃ)」・「祈祷殿」・ 「奥宮」があります。

ここの御朱印は、社名のものと奥宮のものの2種類あります。また、特別な期間でその限定内容の朱印を押してくれることもあります。

通常の御朱印の構成は、中央に社名「日光東照宮」の墨書きと篆書体(てんしょたい)の文字による朱印、右に「奉拝」の墨書きと”葵の御紋”とも呼ばれる徳川家の家紋「丸に三つ葉葵」の朱印、左に日付となっています。これが奥宮の御朱印では、中央の墨書きが「東照宮奥宮」となるのです。

これまで授与された特別期間の御朱印では、「奉拝」の墨書きの下に「奉祝 平成二十七年 四百年式年大祭」の朱印を押したものや、「国宝 陽明門 平成の大修理完成記念 平成二十九年三月」の文字と社殿の絵の朱印を押したものありました。

ここの御朱印帳は、紫の布地を使ったシンプルなもので、表には中央に「日光東照宮」の銀色の文字、裏面に”葵の御紋”と陽明門が銀色で描かれています。値段は2千3百円、陽明門を入って右側にある東回廊窓口で貰うことができます。

陽明門の平成の大修理が完成した時からは、オリジナルの御朱印帳に似たデザインのものが登場しました。こちらはベースが朱色になっていて文字は金色、表側の四隅には陽明門の柱の模様が描かれ、裏面の陽明門の下には「国宝陽明門 平成の大修理完成記念」の文字があります。

ここへのアクセスは、電車・定期観光バス・車の3通りがあります。

電車利用の場合、浅草駅から「特急けごん」で約1時間50分、「特急きぬ」で下今市駅へ行き各停に乗換えて約1時間50分、東武鉄道快速で約2時間で東武日光駅に行くことができます。新宿駅からは「JR特急日光」で約2時間で東武日光駅まで、宇都宮駅からはJR日光線で約45分で日光駅まで行けます。

定期観光バス利用の場合、鬼怒川温泉駅と東武日光駅から出る「東武バス日光」と、東京駅から出る「はとバス」と「東武バスセントラル」があります。車利用の場合には、東北自動車道宇都宮ICから日光宇都宮道路経由し、日光ICで降りるのが便利です。

世界遺産・国宝・重文に溢れたお宮で、権威ある葵の御紋の入った御朱印を手に入れましょう。