【大原大宮神社】カラフルな縁結び3種の御朱印をゲット!

千葉県習志野市にある【大原大宮神社】は、各県で1~2社しか指定されない第一次模範神社となっています。ここの御朱印はカラフルな月替わり・季節毎・縁結びの3種類で、訪問の記念としてお薦めです。

この神社は、旧社格は村社であまり格式高いものではありませんが、神社朝から第一次模範神社に指定されている地元の人々に親しまれる縁結びの神社です。御祭神は、大宮父の伊邪那岐命(いざなぎのみこと)・大原母の伊邪那美命(いざなみのみこと)・猿田彦命(さるたひこのみこと)の3柱です。

伊邪那岐命と伊邪那美命は夫婦であり、合わせて縁結び・延命長寿・事業成功(営業繁栄)の御利益があります。猿田彦命は天孫降臨の際に道案内をした神様で、道しるべ・道ひらき・交通安全・殖産興業の御利益があります。

天元元年(1124年)に伊邪那美命を祭神として実籾(みもみ)本郷に大原神社が創建され、文禄元年(1592年)2月に現在地に遷座、宝暦2年(1752年)10月に猿田彦命を開創、明治41年(1908年)の実籾上宿の伊邪那岐命の大宮神社を合祀し、大原大宮神社と呼ばれるようになりました。

境内社として、全氏子の祖先と戦没英霊130余柱を祀る祖霊殿・浅間神社・小御嶽神社・御岳山大神などがあります。境外社として、旧社地本郷の大宮神社や合祀された八幡神社の旧社地の八幡稲荷神社などがあります。

ここの御朱印は、通常のサイズのものが3百円、見開き(2頁分)のものが5百円の初穂料(値段)で手に入れることができます。通常サイズで通年貰える御朱印は一般的な構成のものですが、月替わりや特別のもの、また見開きのものはカラフルな印や絵が追加され、とても豪華です。

月替わり御朱印には月毎にモチーフとなる朱印が押され、これまでの例としては、1月からだるま・福豆さんと雪の結晶・桃とぼんぼり・若葉とてんとうむし・梓の花とツバメ・あじさいとでんでん虫・笹と風鈴・金魚と水草・彼岸花・紅葉とぶどう・柿と草履・橙などとなっています。

3ヶ月毎に季節のご縁結びの判も押され、1~3月はピンクの水引、4~6月は緑色の新緑、7~9月は青色の朝顔、10~12月は橙色の銀杏の葉になっています。また、季節に関係なく雨の日には希望する人には雫の朱印も押してくれます。

ここの御朱印帳は、表側にこま犬・参道・鳥居の向こうに社殿がありその後ろに林、裏面に習志野名木100選に選ばれた「アカガシとクロマツ」がデザインされた、全体が紫色を基調とした厳かなものです。

ここへのアクセスは、鉄道・バス・車の3つの方法があります。

鉄道利用の場合、京成電鉄成田線の実籾駅が最寄駅となり、そこから歩いて6分で行くことができます。バス利用の場合には、JR津田沼駅北口のバス停から日大実籾行きに乗り、日大実籾バス停で降車すれば、神社はそこから徒歩5分の所です。

車利用の場合には、正月三が日と6月30日の夏越の祓え(なごしのはらえ)の日には境内の混雑が予想されるため、境内への駐車が難しくなるので注意が必要です。境内への駐車は御祈祷を受ける人の優先となっていて、混雑時は実籾駅周辺の優良駐車場を利用しなければなりません。

船橋・津田沼方面からは、千葉県道69号長沼船橋線で左手の日大実籾を過ぎ、神社との間の坂道を入った所に車の入り口があります。長沼・八千代方面からは、実籾十字路を津田沼方面に直進し、京成線踏切を渡って信号を右折、日大実籾と神社の間の坂道から車の入り口に行けます。

バラエティーに富んだここの御朱印は、訪問するたびに記念となるのでお薦めです。