【羽田神社】羽田空港の氏神様の飛行機好きにはたまらない御朱印

東京都大田区にある【羽田神社】は、羽田地区全域から羽田空港までの氏神様である、羽田総鎮守の神社です。ここの御朱印は、飛行機や旅行が好きな人にはたまらないものです。

この神社は、羽田空港の近くにあるという立地もあり、特に航空会社各社の崇敬を集め、正月まもちろん年間を通じて飛行機の運航安全・航空安全の祈願のための参詣が絶えません。御祭神は須佐之男命(すさのおのみこと)と稲田姫命(いなだひめのみこと)のご夫婦の神様で、縁結びと勝負事のご神徳で知られています。

また、文久元年(1861年)に天然痘が蔓延した際には、幼少時から病弱だった江戸幕府13代将軍・徳川家定がここで祈願して病気が治癒したという故事に因んで、多くの参拝者による病気平癒の祈願が行われました。

一の鳥居と二の鳥居をくぐって行った左手に手水舎とその後方の御神井戸、手水舎の奥に社務所、正面には社殿があり、その左脇に「羽田富士」があります。社殿の右隣には「鳳輦庫」とその奥に三の鳥居、境内右側には羽田稲荷神社・増田稲荷神社・日枝神社・鈴納稲荷神社・神楽殿などが並んでいます。

「羽田富士」というのは富士浅間神社が鎮座する大田区唯一の富士塚で、明治時代初期に筑山されていて、区の指定有形民俗文化財となっています。富士塚の中では歴史は浅い方ですが、何かとても良い気が感じられるスポットになっています。

ここの御朱印は、社名のものと羽田富士のものの2種類があります。どちらも初穂料は3百円で、社務所で貰うことができます。

社名の御朱印の構成は、中央に社名「羽田神社」の墨書きと朱印、すぐその右肩に「羽田総鎮守」の墨書き、右上に「奉拝」の墨書き、右下に太陽を背景にした飛行機の下に社殿と社名をデザインした四角い朱印、左に日付というものです。これが祭礼期間になると、飛行機の朱印が「御祭禮」の文字が入った絵馬になります。

羽田富士の御朱印の構成は、中央に羽田富士の絵とその左右に「奉拝 羽田富士塚」と「大田区文化財」という文字が入った大きな四角い朱印、左に日付というものです。平成29年(2017年)には、特別に右に「羽田神社御祭禮」という緑色の印が入ったりしています。

また、初詣から半年の無事を感謝する夏詣では、どちらの御朱印にも「夏詣」という文字が黄緑・青・朱などのグラデーションされて押印されます。

ここの御朱印帳は、羽田空港最寄りの神社らしく、飛行機と神輿がデザインされています。表紙には金文字で「御朱印帳」とあり、上部に今空港を飛び立って上昇中の旅客機、下部にカラフルな神輿が描かれ、裏表紙には旅客機のデザインされた絵馬が描かれています。

通常の御朱印帳は初穂料千円なのですが、これまでに発行されている限定の「夜間フライト版」や「暁フライト版」は、旅客機のしおり付きで千5百円でした。

ここへのアクセスは、京浜急行電鉄の大鳥居駅が最寄駅となり、そこから歩いて5分の所にあります。

航空安全を始め、旅行安全・厄除け・安全祈願・縁結び・家内安全などの祈願ができる鎮守様で、飛行機の描かれたワクワクする御朱印を手に入れましょう。